令和7年7月10日にタイ高専（KOSEN-KMUTT：KING MONGKUT’S UNIVERSITY OF TECHNOLOGY THONBURI）22名の学生が松江高専での1ヵ月間研修を修了されました。機械、電気電子、制御などの実験実習、ゲームプログラミング演習、異文化コミュニケーション、専攻科創造工学プロジェクト、及びウェルカムパーティー等を通して、300名近くの本校学生がオンキャンパスで国際交流を深める機会となりました。
専攻科1年39名との創造工学プロジェクトには、松江市内の企業のベトナムからの研修生8名も参加し、「夏でも快適な避難場所」の課題に対して、3ヶ国合同の計69名が混成8グループに分かれて約3週間、協力して設計や製作、プレゼン発表を実施しました。7月9日の発表会では、東南アジアに多い高床式を取り入れた作品や、扉の開閉が可能な作品、風通しをよくした円形のシェルターでプライバシーにも配慮した作品など、独創的な作品が発表されました。
研修最終日7月10日、タイ高専学生の成果報告会において、研修の学習成果、日本での異文化体験が報告されました。当研修は、タイ高専学生にとって将来の活躍に繋がる深い学びになるとともに、本校学生及び教職員にとってもオンキャンパスの国際化となりました。
