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実践教育支援センターが職員研修会を実施

 9月6日に、第20回実践教育支援センター職員研修会を開催し、技術職員をはじめ18名の教職員が参加しました。この研修会は、技術職員の能力・資質の向上と教育研究支援業務の充実・発展を目的に毎年開催されているものです。

  はじめに「中学校の技術教育について~島根大学教育学部附属義務教育学校の取り組み~」という演題で同校後期課程の森下博之教諭による講演があり、中学校における技術・家庭科(技術分野)の授業に関する授業時数や学習指導要領の変遷、学習課程を含めた目標・計画などの説明を受け、続いて同校において実際に取り組んでいる「技術」の授業内容の紹介がありました。学習指導要領は約10年ごとに改訂されており、教職員は世代により自分が受けた授業内容が大きく異なるため、高専に入学してくる最近の学生達が、実際にどのような授業を中学校で受けているのか具体的に知ることができる有意義な講演でした。

 次に、表真也技術専門員と川見昌春技術長の令和2年度奨励研究成果報告が行われ、午後からは,雲南市木次町の上代鍛冶屋と雲南市歴史資料収蔵センターを訪問しました。鍛冶屋での工具や農具の製造・修理や小規模な製鉄は高いコストを要するが、大量生産品に比べて工具や農具の寿命は長く、環境負荷を低く抑えられる利点があり、工学教育のみならず環境教育にも有益な視察となりました。
 今回の研修会は、専門に限らず知識を得ることで業務の幅を広げると共に、日頃取組んでいる教育支援業務を見つめ直す機会となり、業務の質の向上につながる有意義な研修会となりました。 
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